7 二祖対面

法然上人に立教開宗を決意させた「観経疏(観無量寿経疏)」は、中国の善導大師というお坊さんが書いた「観無量寿経」というお経の注釈書です。善導大師は唐の時代に「浄土教」という仏教の新しいジャンルを完成させた人。法然上人の頃には、すでに日本でも浄土の教えは広まっていましたが、まだ善導大師の真意に気づいている人はいませんでした。それを法然上人は発見し、多くの人に伝えなければ!と居ても立っても居られずに新しい宗派を開いたのです。この法然上人の立教開宗の行動に、善導大師は夢の中に現れて「君は私の教えを正しく理解しているよ。頼んだよ。」とOKを出しました。師から弟子へ、時間と空間を超えて大切なものが伝えられたのです。

※「浄土の教え」について詳しくは『おねんぶつって何だろう』を見てください。