第3回俳句コンテスト入選作決定!

 宗祖法然上人立教開宗850年記念事業の一環として行われた俳句コンテストに多数の力作をお寄せいただき、厚くお礼を申し上げます。俳人、夏井いつき氏の審査を経て、最優秀賞1句、優秀賞5句、特別賞3句、佳作100句の計109句の入選作が決定いたしました。
 入選句は準備が整い次第、永観堂大玄関にて掲示します(4月の予定)。なお、俳句コンテストは今回にて終了いたします。3回にわたり多数の応募をいただき、重ねてお礼申し上げます。

<最優秀賞>
念仏の張りたくましき朝の秋 はぐれ杤餅(島根県)

【夏井いつき氏の選評】
季語「秋の朝」は、残暑の厳しい頃ならば、過ごしやすい爽やかさを感じさせる朝であり、秋の深まりとともに、肌寒さを感じさせる季語です。永観堂のみずみずしい木々に射し込む朝日のように、力強い念仏が、勢いに溢れて聞こえています。「張りたくましき」とは、低音域の豊かに響き渡る声でしょう。澄み切った秋の朝の大気に、念仏がたくましく響いています。

■入選作一覧および夏井いつき氏の選評は、下記のリンクより↓