寺フェス「この世のならひ」開催決定!

法然上人の浄土宗の立教開宗850年を記念して、永観堂では初の寺フェスを開催いたします。日程は令和5年10月14日・15日(「Pure Land Lights」の最終に当たる日程)の10:00~17:00です。

※  拝観自体は9:00より行います。当日の拝観料は無料です。入場に予約はいりません。
※  また「Pure Land Lights」は18:00から開始されますので、来場者は一度境内から退出していただきます。

今回、永観堂の境内・堂宇全体を会場とする寺フェスを開催することとなりました!

タイトルの「この世のならひ」は、法然上人の『一百四十五箇条問答』の中で「さけのむは、つみにて候か。」との問いに、「まことにはのむべくもなけれども、この世のならひ。」と答えてらっしゃるところから引用しています。訳しますと、「お酒を飲むことは罪になるのでしょうか?」「本来は飲むことはよくないのですが、この社会風習ですので・・・」となります。堂々と飲んでよいとは言わないけど、まあ、皆さん飲んでることですし、と許容されています。本来なら、ダメ!と一喝するところを大きな心でお許しになっているところが、法然上人が皆から慕われた所以です。この法然上人の大らかさ、柔らかさを現代風に具現化してみたい。これが寺フェスの大きな趣旨です。

「フェス」と聞くと、音楽ライブがあって、飲食して・・・というイメージかもしれません。「この世のならひ」は「フェス」とは違った、仏教や僧侶とのコミュニケーションツールとして、皆さんに楽しい時間や空間を提供できればと考えています。これから、随時寺フェスの内容をアップしていきます。どうぞよろしくお願いいたします!