時の人となるような人物は、熱烈なファンがいる一方で、相当数のアンチも存在します。何か新しいことを生み出し、広めるのは大変なことです。それは今も昔も同じだったのでしょう。
お釈迦さまもその昔、「仏教」という新しい教えを広めていく中で、インドの既存の宗教から反発を受けました。法然上人も、奈良や比叡山の旧仏教勢力から、激しい反発を受けました。しかし廃れることなく、850年の時を経て浄土宗の教えに、出会えているというのはある意味奇跡的なことです。超ロングセラー商品なのです。ロングセラーとなっている理由は、どの時代にあっても「イイネ!」という共感があったからに他なりません。
来たる令和6年に法然上人が浄土宗を開かれて850年の節目を迎えます。この「宗祖法然上人立教開宗850年記念サイト」では、私たちの取り組む記念事業のご案内やレポートをはじめとして、法然上人の説かれたお念仏の教え、また広く仏教に関連したコラムやニュースを皆様にお届けしていきます。850年経った今、なお色褪せないその教えとはどのようなものなのか、ご一緒に味わってまいりましょう!
どうぞ、お念仏との新しい出会いを。