宗祖法然上人立教開宗850年の慶讃法要を明日に控えた4月20日午後4時より、全国の青年僧によるお待ち受け法要が厳修されました。北海道や九州など遠方の青年僧もリモートにてオンラインで参加しました。
法要は祖師礼(そしらい)で幕をあけました。祖師礼とは、仏法を伝えてこられた仏様、菩薩様、高僧方、もちろん法然上人、西山上人、そして現在の永観堂禅林寺ご法主實空儼昭上人に対して、お一人ずつ南無阿弥陀仏を唱えながら、その徳を仰ぎ尊び礼拝するものです。
続いて日没礼讃(にちもつらいさん)というお経をお詠みしました。日没礼讃は、一日を6つの時刻に分け、日課としてお勤めされる善導大師の『往生礼讃』の中で、日が沈む頃(午後4時頃)に詠まれるお経です。礼讃は阿弥陀仏を礼拝し、讃えるお経で、美しい旋律に乗せて声高らかに詠まれます。
いよいよ4月21日より27日まで1週間にわたり慶讃法要が勤められます。